Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

2014年4月のイベント

読書グループ PHILIA :
Jean Echenoz, 14

[ 研究会 ]

使用言語:フランス語 (通訳なし)
日時: 2014年04月01日(火) 17:00 - 19:00
場所: 604
  • 主催:Groupe de lecture PHILIA
  • 共催:日仏会館フランス事務所
  • 申込: Monsieur William Gater : willgater21[à ajouter @nifty.com]

(参加には事前のお申し込みが必要となります。どうぞご了承ください。)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

江戸出版文化研究会

[ 参加者限定研究セミナー ]

使用言語:日本語 (通訳なし)
日時: 2014年04月04日(金) 17:00 - 19:00
場所: 601号室
【講演者】 白戸満喜子(学習院女子大学非常勤講師)

【報告】 「『開版指針』続報:筒井政憲による監修(仮説)」

【司会】クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

『フランス植民地主義と歴史認識』
日本の視点からフランスの過去を考える

[ 討論会 ]

使用言語:日本語 (通訳なし)
日時: 2014年04月12日(土) 16:00 - 18:00
場所: 601号室
平野千果子『フランス植民地主義と歴史認識』(岩波書店、2014年)

【主旨】
 フランスの植民地史を専門とする平野千果子は、2014年1月に岩波書店から刊行された近著のなかで、今日のフランスにおけるフランス植民地主義に対する歴史認識について詳しく検討している。とりわけ2000年以降、フランス社会はこの問題に改めて立ち戻り、大学人や政治家あるいは一般市民をも巻き込んだ活発な議論を展開している。なかでも2005年の「共和国の原住民(Indigènes de la République)」運動は、フランス共和国が今日においてもなお植民地主義的であることを印象付け、他方で同じ年には、植民地化を肯定的に捉えようとする法案すら提出されている(が、その後否決された)。
 植民地主義という過去をめぐるこうした議論の射程はフランスにとどまらない。かつて統治されていた国々にも関わるばかりか、日本のように植民地を持っていた他国の状況との比較も可能にする。この討論会では、平野千果子のほか、植民地期の台湾を専門とする三澤真美恵、同様に植民地期の朝鮮を研究するアルノ・ナンタの三氏が登壇し、植民地をめぐる日仏の歴史認識の相違点や類似点、さらには両国とその旧植民地との対話についても検討する。

【登壇者】
平野千果子(武蔵大学)
三澤真美恵(日本大学)
アルノ・ナンタ(日仏会館・フランス国立日本研究センター)

【プロフィール】
平野千果子
武蔵大学人文学部教授。フランスの植民地統治が専門。単著に『フランス植民地主義の歴史 奴隷制廃止から植民地帝国の崩壊まで』(人文書院、2002年)があり、この分野のフランスの歴史研究書も数多く邦訳している。

三澤真美恵
日本大学文理学部教授。映画史を専門とし、植民地期における台湾と日本の関わりや、1949年以降の中国国民党政権への移行と日台関係のあり方を研究している。

アルノ・ナンタ
フランス国立科学研究センター(CNRS)の研究担当官。19・20世紀の日本における人文科学の歴史を専門とし、とりわけ植民地朝鮮における学知のあり方について研究している。

【主要参考文献】
  • 平野千果子 『フランスの植民地主義の歴史 - 奴隷制度廃止から植民地帝国の崩壊まで』 (人文書院 2002年)
  • 平野千果子 『フランス植民地主義と歴史認識』 (岩波書店 2014年)
  • 平野千果子・菊池恵介共訳 『植民地共和国』 (岩波書店 2011年)
  • 三澤真美恵 『「帝国」と「祖国」のはざま — 植民地期台湾映画人の交渉と越境』(岩波書店 2010年)
  • MISAWA Mamie, « Aliénation ou acculturation coloniale ? Taiwan et l''énigme" d'un succès : le festival du Film japonais de Taipei (1960) », Cipango, 19, 2012, p. 13-54.
  • Arnaud NANTA, « The Japanese Colonial Historiography in Korea (1905-1945) », in R. Caroli & P. F. Souyri (ed.), History at Stake in East Asia, Cafoscarina, Venezia, 2012, p. 83-105.
  • TAKAHASHI Tetsuya, Morts pour l'empereur. La question du Yasukuni, Les Belles Lettres, Paris, 2012 - traduction par Arnaud NANTA.

【主催】 日仏会館フランス事務所
【後援】 岩波書店


* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

博士課程の学生のためのセミナー

[ 博士課程の学生のためのセミナー ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2014年04月15日(火) 18:00 - 20:00
場所: 601号室
- Déborah Lévy, doctorante en histoire de l’art, Université Vincennes-Saint-Denis Paris 8, Université de Tokyo :

"Citation et imitation dans les autoportraits de Morimura Yasumasa: pour une approche citationnelle de l’histoire de l’art occidental au service de la médiologie de l’artiste"

- Alexandre ROY, docteur en histoire du Japon - histoire économique et sociale contemporaine. INALCO, chercheur (JSPS) à l'Institut des Sciences Sociales, Université de Tôkyô :

"La Première Guerre Mondiale et le développement économique japonais : le cas du secteur charbonnier."

MFJ résumés 15 avril 2014 (1).pdf



Maison franco-japonaise
Institut français de recherche sur le Japon UMIFRE 19
Séminaire doctoral

 Ce séminaire mensuel s'adresse principalement aux doctorants francophones en sciences humaines et sociales, mais demeure également ouvert aux étudiants de Master ou autres jeunes chercheurs. Organisé par des étudiants et pour des étudiants, encadré par le directeur et les chercheurs de la Maison franco-japonaise, il s'agit d'un espace dédié à la présentation de travaux de recherche, quel que soit leur stade d'avancement, et de discuter collectivement des problèmes méthodologiques rencontrés tout au long du processus d'élaboration de la thèse.
 Se déroulant sous la forme d'exposés suivis d'un échange avec la salle, le séminaire constitue un entraînement à la prise de parole en public, à la présentation claire et adaptée de son sujet, à la maîtrise des outils logiciels de projection. Les participants de l'auditoire bénéficient quant à eux de l'expérience de leurs collègues et sont conviés à s'interroger sur des questions de méthode qui leur sont propres. Ils profitent, en outre, de connaissances et résultats souvent encore inédits de la recherche sur le Japon.
 Le séminaire doctoral est consacré chaque mois à deux intervenants qui disposent chacun de 30 minutes maximum de présentation orale, puis 30 minutes sont dédiées à la discussion collective.

 N'hésitez pas à faire circuler l'annonce de ce séminaire autour de vous, afin de le faire connaître auprès du plus grand nombre, en particulier des nouveaux arrivants.  Veuillez noter également qu'il est envisageable de prendre en charge les frais de déplacement des doctorants ne résidant pas dans le Kanto dans le cadre d'une intervention au séminaire, dans la limite du budget annuel. Aussi, n'hésitez pas à proposer une intervention et à nous contacter pour de plus amples informations.
 
 Les personnes intéressées par le séminaire sont priées de bien vouloir contacter les coordinateurs du séminaire (contact : doctorantsmfj [ajouter at] gmail.com)
 

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

日仏会館創立90周年記念シンポジウム

日仏翻訳交流の過去・現在・未来

[ 国際シンポジウム ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2014年04月19日(土) 9:45 - 17:00
場所: 1階ホール
2014-04-19-20_colloque-traduction_v02_JP.png

※ 初日19日(土)は満員につき、お申し込みを終了いたしました。

◎4月19日(土)9:45〜17:00 《古典文学の翻訳》、《近現代文学の翻訳》
◎4月20日(日)9:30〜18:00 《思想・人文科学の翻訳》、《歴史・社会科学の翻訳》

【開会の辞】 塩川徹也(東京大学名誉教授、学士院会員)

【登壇者】
セシル・坂井(パリ第七大学)
宮下志朗(放送大学)
アンヌ・バイヤール=坂井(イナルコ、立教大学招聘研究員)
秋山伸子(青山学院大学)
ダニエル・ストリューヴ(パリ第七大学)
荻野アンナ(作家、慶応大学)
ラキス・プロギディス(文芸誌『ラトリエ・デュ・ロマン』編集長)
篠田勝英(白百合女子大学)
西永良成(東京外国語大学名誉教授)
ディディエ・シッシュ(甲南大学)
吉川一義(京都大学名誉教授)
パトリック・オノレ(翻訳家)
津島祐子(作家)
エストレリータ・ワッセルマン(東京大学)
ブノワ・デュトルトル(作家)
小野正嗣(作家、立教大学)
澤田直(立教大学)
湯浅博雄(東京大学名誉教授)
エマニュエル・ロズラン(イナルコ)
塚本昌則(東京大学)
ミカエル・リュケン(イナルコ)
西谷修(立教大学)
ニコラ・モラール(ジュネーヴ大学、日仏会館・フランス国立日本研究センター)
三浦信孝(中央大学)
ピエール・スイリ(ジュネーヴ大学)
菅野賢治(東京理科大学)
コリーヌ・カンタン(翻訳家、フランス著作事務所)
渡名喜庸哲(慶応大学)
アルノ・ナンタ(日仏会館・フランス国立日本研究センター)
福井憲彦(学習院大学)
勝俣誠(明治学院大学)
真島一郎(東京外国語大学)

【閉会の辞】 クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所)

【主催】 「日仏翻訳交流の過去・現在・未来」組織委員会:西永良成(元パリ国際大学都市日本館館長)、セシル・坂井(パリ第七大学)、ジュリエット・サラベール(在日フランス大使館)、山田文比古(東京外国語大学、元在仏日本大使館文化公使)、三浦信孝(日仏会館常務理事)
【共催】 (公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所
【後援】 外務省、文化庁、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、日本フランス語フランス文学会
【協賛】 東京外国語大学、中央大学、立教大学、朝日出版社、岩波書店、KADOKAWA、河出書房新社、講談社、光文社、集英社、人文書院、駿河台出版社、大修館書店、中央公論新社、白水社、早川書房、藤原書店、平凡社、ぷねうま舎、ガリマール社、フラマリオン社、ピキエ社、ベル・レットル社、フランス著作権事務所

PDF版プログラム

関連データ:

» 2014-04-19-20_colloqueTraduction_prog.pdf (詳細プログラム)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

日仏会館創立90周年記念シンポジウム

日仏翻訳交流の過去・現在・未来

[ 国際シンポジウム ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2014年04月20日(日) 9:30 - 18:00
場所: 1階ホール
2014-04-19-20_colloque-traduction_v02_JP.png

※ 満員につき、お申し込みを終了いたしました。

◎4月19日(土)9:45〜17:00 《古典文学の翻訳》、《近現代文学の翻訳》
◎4月20日(日)9:30〜18:00 《思想・人文科学の翻訳》、《歴史・社会科学の翻訳》

【開会の辞】 塩川徹也(東京大学名誉教授、学士院会員)

【登壇者】
セシル・坂井(パリ第七大学)
宮下志朗(放送大学)
アンヌ・バイヤール=坂井(イナルコ、立教大学招聘研究員)
秋山伸子(青山学院大学)
ダニエル・ストリューヴ(パリ第七大学)
荻野アンナ(作家、慶応大学)
ラキス・プロギディス(文芸誌『ラトリエ・デュ・ロマン』編集長)
篠田勝英(白百合女子大学)
西永良成(東京外国語大学名誉教授)
ディディエ・シッシュ(甲南大学)
吉川一義(京都大学名誉教授)
パトリック・オノレ(翻訳家)
津島祐子(作家)
エストレリータ・ワッセルマン(東京大学)
ブノワ・デュトルトル(作家)
小野正嗣(作家、立教大学)
澤田直(立教大学)
湯浅博雄(東京大学名誉教授)
エマニュエル・ロズラン(イナルコ)
塚本昌則(東京大学)
ミカエル・リュケン(イナルコ)
西谷修(立教大学)
ニコラ・モラール(ジュネーヴ大学、日仏会館・フランス国立日本研究センター)
三浦信孝(中央大学)
ピエール・スイリ(ジュネーヴ大学)
菅野賢治(東京理科大学)
コリーヌ・カンタン(翻訳家、フランス著作事務所)
渡名喜庸哲(慶応大学)
アルノ・ナンタ(日仏会館・フランス国立日本研究センター)
福井憲彦(学習院大学)
勝俣誠(明治学院大学)
真島一郎(東京外国語大学)

【閉会の辞】 クリストフ・マルケ(日仏会館フランス事務所)

【主催】 「日仏翻訳交流の過去・現在・未来」組織委員会:西永良成(元パリ国際大学都市日本館館長)、セシル・坂井(パリ第七大学)、ジュリエット・サラベール(在日フランス大使館)、山田文比古(東京外国語大学、元在仏日本大使館文化公使)、三浦信孝(日仏会館常務理事)
【共催】 (公財)日仏会館、日仏会館フランス事務所
【後援】 外務省、文化庁、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、日本フランス語フランス文学会
【協賛】 東京外国語大学、中央大学、立教大学、朝日出版社、岩波書店、KADOKAWA、河出書房新社、講談社、光文社、集英社、人文書院、駿河台出版社、大修館書店、中央公論新社、白水社、早川書房、藤原書店、平凡社、ぷねうま舎、ガリマール社、フラマリオン社、ピキエ社、ベル・レットル社、フランス著作権事務所

PDF版プログラム

関連データ:

» 2014-04-19-20_colloqueTraduction_prog.pdf (詳細プログラム)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

十九世紀異境文学研究会

[ 参加者限定研究セミナー ]

使用言語:日本語 (通訳なし)
日時: 2014年04月21日(月) 17:00 - 19:00
場所: 601号室
 急速なグローバル化が進行していった19世紀は、日本にとっても、新しい国際秩序の中でみずからの位置が問われる時期であった。東アジアでも近代的な国境の観念が広まったことで、従来の主従・冊封関係を背景にした国家間の関係や、国内外の境界が再編され、それとともにヒト・モノ・情報の流通にも大きな変化が生れたのである。

 本研究会は、そうした19世紀の流動的な地理意識の中で生み出された文芸作品を研究対象とする。大規模な変動の渦中にあった作家・文筆家たちは、変わりゆく空間をいかに把捉し、どのように描き、そして何故にそれを描こうと試みたのか。それに際してはどのジャンル、どの言葉が選択されたのか。そしてそうした文芸作品は、同時代にどのような影響を及ぼし、新しい表象を生み出していったのか。百出するこうした問題群を取上げ、19世紀におけるボーダーの概念を文芸作品の中から再考察することが、本研究会の目的である。

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

日本経済に関するランチセミナー

Japan’ Security Policy:
Rules and Reality Since 9/11

[ セミナー ]

使用言語:英語 (通訳なし)
日時: 2014年04月25日(金) 12:30 - 14:00
場所: 601号室
講演者: Kacem ZOUGHARI (MFJ-UMIFRE 19)
Abstract :
The permanent desire to achieve complete security in order to protect the population and the country’s main offices and public places has driven the Japanese government to emphasize its security policy, especially in the wake of major incidents such as the 1995 sarin gas attack and the 9/11 terrorist strikes.
The security methods and rules instituted by the Japanese government since 2001 show how Japan’s quiet and peaceful society has changed profoundly over the past ten years. The rise of issues such as new urban violence, organized crime groups from foreign countries, drugs, prostitution and internet fraud has pushed the Japanese government to introduce new laws, adopt new investigation methods and create new institutions (such as elite military corps, special police troops, a drugs department, and cyber-police).
Based on interviews conducted with various members of these institutions, my presentation will consider the different methods, laws, groups and techniques adopted by the Japanese government to maintain security, law and order in the country.

Profil :
PhD in Japanese studies, the history of Japanese classical military and fighting schools.
Associate Researcher at MFJ
Invited Researcher at the International Research Center for Japanese Studies (Nichibunken)
Books: Ninja: Ancient Shadow Warriors of Japan, Tuttle, Vermont USA, 2010.
Ninpo, Ninjutsu: L’ombre de la lumière, Guy Trédaniel, Paris, 2003.
https://www.mfj.gr.jp/recherche/equipe/chercheurs/zoughari_kacem/

Moderator: Jean-Michel BUTEL (MFJ-UMIFRE 19)

Org: Bureau français de la MFJ.
Co-org: CCIFJ.

関連データ:

» 2014-04-25_Zoughari.pdf

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

« 前月のイベント 次月のイベント »

日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー > 2014年4月