2012年2月のイベント
日時: |
2012年02月03日(金) 17:00 |
場所: |
601会議室 |
* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: |
2012年02月06日(月) 17:00 - 19:00 |
場所: |
601会議室 |
- 主催:Groupe de lecture PHILIA
- 共催:日仏会館フランス事務所
- 要参加申し込み:申込先 Mme Daniella Séville-Fürnkäs : daniseville[の後に @yahoo.fr]
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
[ 一般公開講演会 ]
使用言語:
フランス語 (通訳付き)
日時: |
2012年02月07日(火) 18:00 |
場所: |
601会議室 |
講演者: |
ジャン=フランソワ・シャネ (パリ政治学院) |
- 共催:青山学院大学、科研基盤研究(B)「帝国・国民国家の辺境と言語」(代表:平田雅博・青山学院大学教授)
- プロフィール:
高等師範学校(ユルム校)卒業、歴史高等教育教授資格(アグレガシオン)取得、大学教授。現在、パリ政治学院で教鞭を執り、世界の19世紀史を講じる。19世紀フランスおよび第三共和制における「国民形成 nation building」の過程と、そこで学校と軍隊が果たした役割に関する研究を中心に、より最近では、普仏戦争と第一次世界大戦間の社会における軍隊の位置にも関心を持っている。主著に L’École républicaine et les petites patries (Paris, Aubier, 1996), Vers l’armée nouvelle. République conservatrice et réforme militaire (Rennes, PUR, 2006) がある。
- 講演要旨:
本講演は3つの客観的事実を元にしている。第一に、19世紀フランスの言語制度は複数性によって特徴付けられる。ある師範学校の校長が1880年代初めに書いていたように、フランス語は「農村部の生徒の大半にとって」母国語ではなかった。第二に、地方言語の衰退は20世紀に入って進展し、加速した。この変化はフランス国民の全体的な社会的、文化的変化との関連において考察することが適当である。最後に、20世紀後半には地方言語を承認し教育することに対する要求が高まった。これは大規模な社会的要求としては現れなかったが、政治家によって考慮された。その理由は、制度や国家の伝統的な属性を再考に付すだけではなく、言語的多様性を、必然的に複数性を内包するヨーロッパのアイデンティティ構築の支えとしたいという欲求があったからである。以上の3点から、フランス国民の生成を理解する上で重要な3つの問いが生じる。主流となる歴史記述の伝統が行った以上に、国民意識の進展と言語的統一を区別すべきではないのではないか。いかなる限りにおいて地方言語の衰退は国家の任意主義積極策の結果と考えられるのか。そして、現代における“国家遺産化された”地方言語の振興は、それを正当化する議論に従えば、どこまで近代化と民主化のひとつの形と考えることができるのだろうか。
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
[ 博士課程の学生のためのセミナー ]
使用言語:
フランス語 (通訳なし)
日時: |
2012年02月10日(金) 18:00 - 20:00 |
場所: |
601会議室 |
- このセミナーは人文・社会科学の分野で日本について研究を行っているフランス語圏の博士課程学生向けの
研究会です。セミナーの目的は学生たちに完成したあるいは進行中の研究について発表する機会を与えることです。
毎回、2名の発表者が30分ずつ口頭で発表を行い、それに対して30分ずつ討論の時間をとります。
- 問い合わせ:doctorantsmfj (の後に @gmail.com)
- Grégoire Sastre, Doctorant en Etudes Japonaises, Paris 7 Denis Diderot/ Université de Tokyo
- Sujet de Thèse : « Les Tairiku Rônins et leur contribution à l’asiatisme durant la période Meiji »
- Sujet de la présentation : « Asiatisme et Tairiku Rônin : tentative de définition »
- Mon sujet de thèse porte principalement sur l’action, les origines et les idéaux des Tairiku Rônins, en français Aventuriers continentaux, durant la période Meiji. Le rapport qui peut être fait avec l’asiatisme en revanche m’est apparu au fil de mon travail de recherche comme source de questionnement quant à son intérêt réel.
- Cette présentation portera donc sur les deux éléments principaux de mon sujet de thèse et plus précisément sur la nécessaire définition de ces deux termes. Car tout élément, quand il est soumis à un examen approfondi finit par révéler des incohérences, des inconsistances, voire des erreurs. L’asiatisme comme les Tairiku Rônins ne font pas exception.
Des deux éléments que je me propose de vous présenter aujourd’hui, l’asiatisme est celui qui m’apparait comme étant le plus problématique. La définition qui en est actuellement proposée, de par sa capacité à embrasser des éléments d’une grande diversité est problématique. Et plus particulièrement quand il est question de l’étudier à la lumière d’un élément précis, en l’occurrence dans l’étude des Tairiku Rônin.
Le cas des Tairiku Rônin est moins problématique car plus qu’une remise en cause de l’intérêt du concept, il s’agira ici d’en préciser les caractéristiques.
- NOGUEIRA RAMOS Martin, Doctorant en études japonaises, Université Paris Diderot/CRCAO.
- « Les villages de descendants de catholiques (kirishitan) avant et après le retour du clergé à Nagasaki (Fin Edo-début Meiji) »
- « Notre cœur à nous tous est le même que le vôtre ». C’est par ces mots que le 17 mars 1865 dans l’église d’Ôura, des villageois d’Urakami (act. Nagasaki), descendants de catholiques, prennent contact avec le clergé. Les prêtres, dont la prédication avait été jusqu’alors un échec complet, apprennent l’existence de ces villages se disant encore kirishitan malgré l’interdit touchant le christianisme depuis 1614. Leur stratégie d’évangélisation change alors radicalement. L’objectif du clergé est d’établir des liens avec ces villages et de les faire revenir dans le giron de l’église catholique.
L’objectif de mon exposé est d’analyser ces sociétés villageoises en relation avec la question de la conversion/du retour au catholicisme. Si la prise de contact avec le clergé est un événement qui a eu un grand impact sur la vision que ces villageois portaient de la religion de leurs ancêtres, l’étude de l’organisation sociale et régionale, ainsi que des mentalités religieuses de ces villages, permet de comprendre aussi bien les succès que les échecs de l’action évangélisatrice des missionnaires. Dans mon exposé j’aborderai plus particulièrement le premier point (organisation sociale et régionale) en mettant l’accent sur les sources dont dispose l’historien.
- 主催:日仏会館 フランス国立日本研究センター
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日本経済と社会に関するランチセミナー
[ LS:招待者限定研究セミナー ]
使用言語:
英語 (通訳なし)
日時: |
2012年02月17日(金) 12:30 - 14:00 |
場所: |
601会議室 |
- 講演:
- Bruno AMANN (Univ. of Toulouse 3)
- Jacques JAUSSAUD (Univ. of Pau and Pays de l'Adour)
- 討論:
- Isabelle GIRAUDOU (French Research Institute on Japan at Maison franco-japonaise)
- 協力:在日フランス商工会議所
- 申し込み・問い合わせ:contact@ [@の後に mfj.gr.jp を補ってください]
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
[ 一般公開講演会 ]
使用言語:
フランス語 (通訳付き)
日時: |
2012年02月17日(金) 18:00 |
場所: |
601会議室 |
講演者: |
ニコラ・ボメール (名古屋大学、2011年度渋沢・クローデル賞受賞者) |
- 講演要旨:
日本の国民的飲料でありながら、国外での知名度が非常に低い日本酒は、歴史的にも地理的にも日本固有のものである。米を原料とする酒はすべての稲作文明の標準的な飲料ともなりえたはずだが、日本でしか重要な独自性を持つことができなかった。特質を持つ土地の形成する過程において、日本酒と日本列島の歴史と地理は結びつく。2011年度渋沢・クローデル賞を受賞した Le saké : géographie historique et culturelle d'une exception japonaise において著者が注目するのもこのような歴史的かつ地理的な固有性であり、国民的飲料と特質を持つ土地の形成された過程を長期的な視点から分析している。文明が生み出した飲料である日本酒はグローバル化した今日の市場において矛盾に満ちた存在であり、日本人の食習慣を明らかにし、さらには日本人と世界との関わりを非常によく示している。
- プロフィール:
地理学博士、地理学高等教育教授資格(アグレガシオン)取得。日本の文化地理学の専門家として、食と飲料についてその習慣を文化地理学的およびアイデンティティー形成の視点からとらえなおす研究を行っている。パリ・ソルボンヌ大学の教育研究補助員(ATER)を経て、現在名古屋大学准教授。
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
日時: |
2012年02月24日(金) 14:00 - 18:00 |
場所: |
1階ホール |
司会:隠岐さや香(広島大学)
発表者:
- クリストフ・シャルル(パリ第1大学)
- 中村征樹(大阪大学)
- フレデリック・ネイラ(リモージュ大学)
- 岡山 茂(早稲田大学)
- 白石嘉治(上智大学)
- シャルル・スリエ(パリ第8大学)
主催:科研費(基盤C)研究グループ「日本およびフランスの高等教育改革に関する学際的研究」
共催:日仏会館フランス事務所、公益財団法人日仏会館
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
[ 一般公開講演会 ]
使用言語:
フランス語 (通訳付き)
日時: |
2012年02月25日(土) 15:00 - 18:00 |
場所: |
1階ホール |
講演者: |
クリストフ・シャルル (パリ第1大学) |
- 主催:日仏歴史学会
- 共催:日仏会館フランス事務所、公益財団法人日仏会館
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* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。
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