Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

言語:JA / FR


日仏会館フランス事務所 / イベント・カレンダー

2010年4月のイベント

映画上映「未来の食卓」

[ 映画上映(要事前申し込み[申し込み締め切りました]) ]

使用言語:フランス語
日時: 2010年04月19日(月) 18:00
場所: 1階ホール
  • 「未来の食卓」
    (ジャン=ポール・ジョー監督,2008年,フランス,112分,日本語字幕付き)

  • 食卓から始まった小さな奇跡が人々の幸せを紡いでいく
    南フランス・バルジャック村の1年間を描き
    オーガニックブームを巻き起こしたドキュメンタリー!!

    美しい自然に囲まれた南フランス、バルジャック村。ショーレ村長は子供たちの未来を守るため“学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする”という前例のない試みに挑戦しました。大人たちは「オーガニックは値段が高いのに、村の財政でまかなえるのか」と戸惑っていましたが、オーガニック給食や学校菜園での野菜作りを通して自然の味を覚えた子供たちに巻き込まれ、小さな村は少しずつ変化していきます。

  • 主催:日仏会館
  • 入場無料
  • 要事前申し込み:contact[+@mfj.gr.jp](定員130名に達したため締め切りました)

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

国際シンポジウム「食の安全と自給を目指す産直の取り組み:東アジア・北米・ヨーロッパ連合の比較研究」

[ 国際シンポジウム ]

(同時通訳付き)
日時: 2010年04月20日(火) 9:30 - 18:00
場所: 1階ホール
  • PDF版プログラム
  • ダウンロード可能な文書一覧(プログラム,発表要旨)

  • 学術責任者:アンベール–雨宮裕子(フランス在外共同研究所 UMIFRE 19 CNRS - MAEE,レンヌ第2大学),ユナ・シフォロー(フランス国立農学研究所/Montpellier SupAgro)
  • 発表者:
    • 高橋悌二(東京大学)
    • 吉川成美(早稲田環境塾)
    • レイモン・エップ(有機農家)
    • ユナ・シフォロー(フランス国立農学研究所/Montpellier SupAgro)
    • アラン・ドゥジェンヌ(元CNRS研究ディレクター)
    • 池上甲一(近畿大学)
    • ドミニク・パチュレル(フランス国立農学研究所)
  • 司会:マルク・アンベール(フランス在外共同研究所 UMIFRE 19 CNRS - MAEE 所長),アンベール–雨宮裕子(フランス在外共同研究所 UMIFRE 19 CNRS - MAEE,レンヌ第2大学)

  • 共催:フランス国立農学研究所 INRA UMR Innovation,CRCJR(レンヌ第2大学)
  • 後援:Réseau Rural Français,Montpellier SupAgro

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

経済発展に対する家族の貢献:フランスの事例[中止]

[ 一般公開講演会 ]

使用言語:フランス語 (同時通訳付き)
日時: 2010年04月22日(木) 18:00
場所: 1階ホール
講演者: ジャン=ディディエ・ルカイヨン (パリ第2大学 パンテオン-アサス)
  • 講師プロフィール:
    商法を修め、経済学博士号を取得。現在はパリ第2大学パンテオン-アサスの教授であり副学長を務める。同校のマスター(修士)課程「商業と国際マネージメント」責任者。経済動態分析および国際経済のみならず人的資本の経済学と人口経済学の専門家として、パリ第2大学経営研究所(LARGEPA)およびガバナンスと組織経済研究所(IRGEI)での研究活動を並行して進めている。今回の日仏会館での講演では人口経済学の専門家として登壇する。この分野に関する著作として La famille source de prospérité (1995)、Les enjeux de la démographie européenne (2001) などがある。欧州連合理事会の人口に関するヨーロッパ委員会メンバーであり、家族手当公庫の監査委員会メンバーでもある。

  • 講演要旨:
    富と家族との関連は明白だが広大なテーマである。補足的な問いの立て方としては以下のように言える:いかなる限りにおいて家族は(持続可能な)発展の要因となるのか?
    経済学の専門家としてこの問いに答え、指針を得るためには3つのポイントを押さえる必要がある。
    1. どのような富か?
      この問いは生産の概念を包含し、計測と指標の存在の問題をはらむ。
    2. 発展に関して家族はどのような役割を果たすのか?
    3. そこから経済政策にとっていかなる教訓を得られるのか?
    主としてフランスの状況を例に引きながら分析を進める。

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

眼とカメラのレンズ:映画の様式と知覚心理学

[ 一般公開講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2010年04月28日(水) 18:00
場所: 601会議室
講演者: クレリア・ゼルニク (早稲田大学交換研究員)
  • 講師プロフィール:
    高等師範学校卒業、芸術哲学の高等教育教授資格(アグレガシオン)および博士号を取得。パリ第4大学で哲学を、ナンシー国立高等美術学校で映画美学を講じる。主に映画装置に結びついた知覚に関する研究を行い、1945年から1965年にかけてのフランス映画および日本映画を専門とする。Trafic誌やPositif誌などの映画専門誌に寄稿するほか、哲学と知覚をテーマにした博士論文および著作がVrin社から2010年に出版される予定である。現在、早稲田大学の交換研究員。

  • 講演要旨:
    映画装置は世界を観客の前で展開されるひとつのオブジェとし、映画は知覚の科学に適した研究対象のように見える。知覚の科学は、映画という特有の対象をあらゆる点において、しかももっとも定義しにくい“様式”について検討することを可能にする。実験心理学は映画研究において有力な分析手段となるが、それはまさに実験心理学が映画とおなじく知覚の二重の装置を想定しているからである。検討されるべきは、知覚心理学(特にゲシュタルト心理学)がいかにして映画における様式を明らかにすることができるかということである。そのためには映画の様式を遠くにある対象として扱うことが必要であり、我々の存在と密接に関わり、客観と主観の区別を曖昧にしてしまうような様式を扱う場合には知覚心理学には限界がある。

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

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