Maison Franco-japonaise: 日仏会館 日仏会館・フランス国立日本研究所(Umifre 19 フランス外務省・国立科学研究センター)

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2009年4月09日(木)のイベント

聴く,奏でる,創る:音楽的創造性育成のための方法論

[ 講演会 ]

使用言語:フランス語 (通訳付き)
日時: 2009年04月09日(木) 18:00
場所: 601会議室
講演者: ジャン=ルイ・アゴベ (作曲家)
  • 共催:在日フランス大使館
  • 予約:
    • TEL. 03-5798-6000(在日フランス大使館)
    • E-mail: marianne.bevand@diplomatie.gouv.fr

  • 講演要旨:
    ジャン=ルイ・アゴベにより示された「方法論」は、彼の音楽的経験ならびに教育的実践に完全に基づいており、現在の作曲技法から着想を得た音の世界と音楽へと近づくための教育法である。また、これは「本能的創造性」とも言いかえられる。なぜならば、この方法論によってこどもたち1人1人が本来持ち合わせている創造力を育成できるからである。
    本講演では、この教育法の特色と構造、ならびに音響的創造性育成のためのアトリエや「ラボルケストル」プロジェクトについて紹介する。このプロジェクトの目的のひとつは、作曲と管弦楽を教具として使用するという非常に革新的な手法により、能力と言語の向上を図ることにある。
  • 講師プロフィール:
    ジャン=ルイ・アゴベ:1968年フランス生まれの作曲家。1996年から1998年にかけてヴィラ・メディチに給費留学生として滞在。2006年にはフランスの権威ある賞「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージック・クラシック」を受賞。
    90年代初頭より、彼の活動は急激に活発になり、現在約50を数えるその作品は大編成のものであり、国際的に活躍している指揮者やソリストのために書かれたものが大部分である。
    フランス音楽著作権協会賞、イタリア賞、フランス芸術院のピエール・カルダン賞などを受賞し、1998年から2000年にかけては国立モンペリエ管弦楽団、ついで2001年から2004年にかけてはストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスとなる。
    彼の作品は世界各地で演奏、録音され、ハンブルグとニューヨークのペールミュージック・クラシカルより出版されている。現在、作曲と管弦楽法をフランスのカーン音楽院で教えている。
    教育者であると同時に講師として、2004年から2005年にかけてストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の教育プログラムを主導し、2009年には音響的創造力育成のための教育的取り組みに関する著作「聴いて、鳴らして、創って」を出版した。

関連データ:

» Agobet-Annonce-BF_def.pdf (講演案内[PDF])

* イベントは、特に記載のない限り、すべて無料となっております。参加をご希望の方はお申し込みをお願いいたします。

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