ビゴーの描いた明治-時代を表す風刺と芸術-
[シンポジウム] クリスチャン・ポラック (明治大学、フランス国立社会科学高等研究院)、清水勲(漫画・風刺画研究家)、フランソワ・ラショー(フランス国立極東学院)
16:00〜18:00 1階ホール フランス語
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*定員に達したため、お申し込みを締め切らせていただきました。
風景画家、肖像画家、エッチング画家また風刺画家であるジョルジュ・フェルディナン・ビゴー(1860-1927)は、フランス国立高等美術学校での学業を終えた後、1882年に来日した。陸軍士官学校では写生を教え、彼の版画は新聞などに掲載された。そして、複数の風刺雑誌を創刊し名声を得た。特に1887年の『トバエ』、1890年の『日本人の生活』や『ポタン・ド・ヨコ』では当時の出来事を風刺した。しかし、検閲などの問題に直面し、1899年にフランスに帰国せざるを得なくなった。日本の教科書では今日でもなお、印象的な明治時代の貴重な資料となった彼の風刺画が使われている。
【司会】坂井セシル(日仏会館・フランス国立日本研究所)
【主催】(株)セリク、(公財)日仏会館、日仏会館・フランス国立日本研究所
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
展覧会「ビゴーの描いた明治—時代を表す風刺と芸術」
日仏会館ギャラリー、2018年3月3日(土)〜3月21日(祝・水)
火〜日11:00-19:00(月曜閉室)、入場無料