デジタル・ショック 2014組み立てられる生命
[討論会]
18:30 - 20:30 1階ホール フランス語
【趣旨】
機械とは何なのでしょうか?生物とは何なのでしょうか?ミシェル・フーコーによれば、「生命」の概念が生まれたのは18世紀終わりとされます。20世紀後半になると、デジタル科学の発達により、機械は単に物体でマシンであるというだけでなく、メモリーであり情報であり、生物としてのあらゆる特徴を獲得するに至りました。科学や化学のあらゆる分野において、これまで存在しなかったような問いへの答えが、全く予期せぬ形で現実のものとなっています。自然には存在しない生命の形を創造することはできるのでしょうか?機械を生き物にすることは可能でしょうか?21世紀初め、これらの疑問を解明するための研究が非常に活発となり、様々な哲学的、社会的議論を巻き起こしています。
【司会】 渡辺茂(慶応大学)
【登壇者】 (予定)
ティエリー・バルディニ (モントリオール大学)
北野宏明 (ソニーコンピュータサイエンス研究所所長)
ペリグ・ピトル(フランス国立科学研究センター、コレージュ・ド・フランス)
原克(早稲田大学)
【結論】 春日直樹(一橋大学)
【共催】 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、JFLI=日仏情報学連携研究拠点、日仏会館フランス事務所
【助成】 アンスティチュ・フランセ パリ(科学部門)
【協力】 フランス国立科学研究センター、フリッサン財団